Whizzo Blog

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MTDDC 2013 に行ってきた(その4)

  • (2014.03.21更新)

Apple

MTDDC2013のレポート、続き。

メインのセッションが終わり、ここからLightning Talkに入る。どうでもいいけど、MTDDCの案内ページではLightning Talkとなっていたが、このころからLightning Talksと複数形で呼ばれだし、レポートのページでもLightning Talksとなっていた。急に複数形になった。そんなところが気になった。

Lightning Talkで喋るのは計9人。1人5分ずつの持ち時間。私は6番目。休憩時間中にMacBook Airが勝手に再起動して、モニターの確認に手間取り、心の余裕はどっかにいってしまった。待ってる間、スリープにならないようにMacBook Airを起こし続けてた。

まずは、自分の出番を飛ばしてざっと雑感。

※ Six Apartさんの報告ページにスライドがアップされてる人もいます。
MTDDC 2013を開催しました | MovableType.jp

Lightning Talk雑感

1番手は、Movable Typeのプラグイン開発や情報提供なども積極的に行ってくれている藤本壱さん。Vagrantというrubyで書かれたツールを使って、仮想環境で簡単にMovable Typeを使う方法を紹介。詳しくは分からなかったが便利そうということだけは分かった。

2番手は、吉田圭介さん。公開前の確認用のテストサイトを作ったときのつまずいた点などを紹介。たしかに、管理画面でプレビューを見るのではなく確認用サイトがあると便利だと思うことはある。けど、すんなりいかないのかもなと。

3番手は、淺田昇平さん。bit partさんのMTAppjQueryを使って、管理画面のカテゴリ編集画面をカスタマイズしたときにハマった点などを紹介。同じページにソース上でIDが重複してたことを発見したなどのくだりはなかなか笑えるものが。

4番手は、藤まなみさん。紅一点。いろんなCMSのなかであえてMovable Typeを使う理由をプレゼン。このへんは、みなさんがどういう理由でMovable Typeを使っているのか、あらためて聞いてみたいものだと感じてみたり。

5番手は、高橋康宏さん。Movable TypeでXMLファイルを書き出してInDesignで読み込んで印刷用データに利用する方法を紹介。Movable Typeで印刷用データも管理できるという使い方。そういえば、私もMovable TypeでCSVファイルを作ったりすることはある。

6番手。スキップ。

7番手は、アライアンス・ポートの常盤拓司さん。実際の案件で、いままでデータ管理でJSONやXML、CSVなどの静的ファイルを用意したり、xmlps/atomを使ったり、軽量の他の言語のフレームワークを使ったりしてたけど、DataAPIでもっと使いやすくなる。そんな話だったと思う。(自分の発表後なので曖昧…)

8番手が、アルファサードの東大樹さん。DataAPIを使って簡単なToDoリストのWebアプリケーションを披露。こんな使い方もできるのかと。Movable Typeをインストールして、最初にやったことがテンプレートを全部削除したことというオチがステキだった。

最後の9番目は、ランチも一緒にさせて頂いた西山泰史さん。10月に開催予定のMTDDC Meetup HOKKAIDO 2013の紹介だ。イベントの紹介か北海道の美味しい食べ物の紹介か分からない。あまり字が目に入ってこなかったことは確かだが、北海道に行ってみたいと思わせるものは十分にあった。

クラウド版Movable Typeへの要望すること2点

6番目に行った自分のプレゼンはクラウド版のMovable Typeに対して期待する部分と、不満な点だった。

Lightning Talkに参加するにあたり、会場がMicrosoftさんだったということで、家族から黒のタートルネックとジーパンでLightning Talkをするなら行ってきてもいいと言われていたのだが、暑いので、冒頭のAppleのTシャツを着てのプレゼン。Macとは一切関係ない、BeatlesのAppleです。後にMicrosoftの方と名刺交換するときに後悔しました。

さて、Lightning Talkは初参加。5分という時間はAudioBooなどで慣れているのだが、スライドがあるとまた勝手が違う。普段は1〜2時間話すことも多いのでなかなか戸惑い、普段は意識的にゆっくり話したり間を取ったりするのだが、かなり一気に喋ることに。

Lightning Talkでは、終了の30秒前にチンと音で知らせてくれ、5分経ったらゴーンとドラの音が鳴り強制終了とのことだったので、自分でもライトニングトークタイマーというiPhoneアプリで時間を計りながら喋った。このタイマーはお勧めなのだが、途中で、このペースじゃマズいという瞬間があって、とにかく喋りましたよ。なんとか最後のスライドにたどり着いたけど、全部は喋れなかったという感じです。

内容としては、自己紹介はPodcasterだということを伝え、仕事でもMovable TypeでPodcast配信を行っていると紹介。Podcastの場合、音声や動画、電子書籍のファイルを配信するため、1ファイルの容量が大きくなりがちになる。従って、サーバーへの負荷が集中することがある。それで、一度大きくトラブったことがある。

最初からPodcastの購読者が多いということは少ないので、少なくスタートし、購読者数の増加などに合わせてスケールアップでき、Movable Typeのバージョンアップやバックアップも自動で行ってくれるクラウド版のMovable Typeは、サーバー周りはできるだけ考えたくないので期待していると発表。その中で、現状のツカエナイ点を2点だけ要望としてピックアップした。

ダウンロード数が分からない

まずは、プライベートのPodcastをクラウド版に移行して、ダウンロード数がとれないことに気付いた。Podcastは、仕組み上、サイトに来なくてiTunesなどでアクセスして完結してしまうことがある。

例えば、Google Analyticsでクリックをイベントとして計測し、PDFなどのダウンロード数を取ることができるが、サイトに来てクリックせずに、iTunesでアクセスしてお終いの場合はクリックという動作がないのだ。

なので、普段はサーバーインストール型のアクセス解析を使っている。以前は、Urchinを使っていたが、Googleに買収されてなんと販売終了となってしまった。このとき、Googleの公式のアナウンスでもダウンロード数はクリックイベントを取るように案内があったが、ぜんぜんダメ。なので、Awstatsというオープンソースのサーバーインストール型アクセス解析を使っている。

以前に、クラウド版でAwstatsが使えないか相談もしたが、ダメのようなのだ。せめて、サーバーの生ログがあれば、ローカルで解析できるが、現状では生ログも見れない。

クラウド版のMovable Typeは価格的にビジネス利用となるだろうから、ダウンロード数が分からないという状態では、Podcastシステムをビジネスとしては売れない。これは致命的。

DrupalというCMSでは、なんとiTunesでクリックして音声を聞いても、システム上でダウンロード数がカウントされる。なので、素人考えではMovable Typeの「アイテム」で個別にダウンロード数が取れてもよさそうだと思ってしまうが、せめて、生ログの参照ができるようにして欲しい。そうじゃなきゃ使えない。

残りの容量はどれだけ?

もう1つ、ビジネスとして使うには困る部分が、残りのストレージ容量が分からないことだ。

クラウド版のサーバー容量は7GBとなっている。たっぷりとは言い難いが、テキストや画像中心であれば当面は気にしなくても良いだろう。ただ、Podcastなどでリッチコンテンツを扱う場合は微妙だ。例えば、Apple公式のキーノートの動画を配信するPodcastでは1GBを超えることもある。

そこまでではないまでも、音声でも10MBや20MBなどになる。すると、残りの容量が分からないと不安だ。急にアップできなくなったりしては困る。サイトには、個別対応と書いてあったが、お客さんにいちいち問い合わせるように言うのは現実的ではない。この部分もどうにかして欲しいところだ。

なお、クラウド版Movable Typeというのは、Six Apartのサイトから直接申し込むMovable Type EZ (MTEZ)があるが、ほぼ同等の機能でパートナーが販売することができるクラウド版Movable Typeがある。

当方では、このクラウド版を販売できるため、Podcastの配信システムをパッケージングして商品化したいと思っていただけに、結構本気で改善を望んでいたのだ。そこで、事前に要望も入れていたが、今回Lightning Talkで発表してみた。

まさかの即座に対応を約束

じつは、この後、懇親会などでもSix Apartのクラウド版Movable Type担当の方とお話をし、すぐには実装できないが、今回要望した2点。アクセスログの提供と残りのストレージ容量が分かるようにするという改善を、なんとかMovable Type 6の正式リリースとなる10月までに用意するということを約束してくれた。まさか、当日に対応を約束してくれるとは思わなかった。

あまりの即答に嬉しくも驚いた。Movable Typeを使う理由に、サポートとして困ったことをぶつける「人」がいるということがある。こちらが技術者でもないので、どちらかというと使わせてもらっているという感じなので、なかなか機能の要望や文句は言いにくい。ただ、ライセンス費も払ってるし、パートナーとしてProNetにも入っているので、問い合わせもしやすいし、担当者の方へ直接申し入れることもできるので言いやすい。

このあたりが、仕事で使う上で、Movable Typeを使いたいと思う一番の理由でもある。機能であるとか普及率とかであることよりも、ビジネスとして要望を言ったり、逆にお願いをされたりという関係が、特に困ったときなどに助かるのだ。解決しないまでも、どういう状況かが分かるだけでも大きい。

今回、ちょっと失礼かもと思いつつ要望をぶつけてみたが、快く対応を約束してくれたのには感謝だ。

この後、懇親会と2次会などもあり、Lightning Talkの最後にも名古屋で勉強会をやりますと言ったことが、なんか話が大きくなりつつあるが、それはまたの機会に。とりあえず、レポートはこの辺で。

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