普段からApple MusicやHulu、kindle unlimitedといった月額課金のサブスクリプション型サービスを利用しているが、Mac用のアプリなどでも大手のAdobe CCやOffice 365をはじめ、サブスクリプション型が増えてきている。Dropboxなんかのクラウドサービスなども含め、気を抜くと月額課金のサービスが増えて仕方がない。 なんとか容量を減らして、Dropboxを解約したばかりなのだが、また新しいサブスクリプション型のサービスに手を出してしまった。
１ヶ月の無料トライアル
自分が購入して使っているMac用のアプリから、メールのお知らせが来たことで気づいたのだが、SETAPP というサービスがスタートしたようだ。
よく見ると、その前にベータ版の招待も来ていたようだが、それはすっかり見落としており、正式スタートしたようだった。
「3... 2... 1... Setapp is launched! 」という件名のメールが来てた。
すべて英語なので、最初はなんだろうかとすぐに気づかなかったが、よくよくみると 60以上のMac用のアプリ が月額課金で使い放題というものだった。
１ヶ月無料だというので、試しに使ってみていると、予想通りではあるが新たなMac用アプリが追加されていたりしている。新しくアプリが追加されると通知が来て、2017年3月現在、68のアプリが参加している。と下記のページは書かれているが、サイトに掲載されていないものもあり、現在 70のアプリ が登録されている。（追記：9/6現在、90アプリにまで増えています。）（追記：10/12に100アプリになったようです。）
この中には、すでに購入済みで愛用しているものもある。なので、お知らせメールが来たのだが、CleanMyMacやGemini、Marked、Yummy FTP Proだ。買ったけど使っていいHypeもある。これだけで、普通に購入すると18,100円だ。（なんてこった）
他にも気になっていたものもある。BlogoやiThoughtsX、SquashそしてUlyssesだ。Ulyssesについては少し感想を書いたが、この記事の下書きもUlyssesで書いている。これも気になってたけど5,400円なので躊躇していたアプリだ。
これらを含んだ、60以上のアプリが、月額9.99ドルで使うことができるというものだ。
現在のレートだと1,200円弱。年間でも14,000円くらいだろうか。
試しで使ってみたUlyssesも気に入ったのだが、タスク管理のPAGICOが、まだ使い始めたばかりだが自分に合っている気がしている。
２台のMacで利用できる
同じような機能のアプリが複数入っていたりするので、すべてを使うわけでもないが、かなり魅力的だ。そして、ヘルプなどを見ていたら、ライセンス的には２台までのMacで使えるようだ。
Yes, you can use your subscription on two Macs simultaneously. Just install Setapp on your second Mac and log in to your account.
PAGICOも自宅と会社で使える。CleanMyMacも１台分だったので自宅でしか使っていなかったのだが、会社でも利用できる。CleanMyMacの２台用のライセンスなんて7,200円なのだが。
この、２台まで使えるということと、アプリのバージョンアップで購入し直す必要がないというところが、かなり決定的になっていて、知らないうちにPayPalでログインしていました。まだ試用期間なので引き落とされていませんが。
アプリによっては、Mac App Storeへのリンクと同じように、SETAPPへのリンクバッジを貼っているものも出てきている。このバッジが貼ってあれば、SETAPPで使うことができるアプリだ。
まだ始まったばかりのサービスだが、複数のアプリが共通で参加できる__サブスクリプション型プラットフォーム__としても面白いし、参加しているアプリもなかなか良いものではないだろうか。かなり好印象だ。
なお、開発者には利益の７割が分配されるようだ。
少し前に、Macをクリーンインストールして、アプリも必要なものだけ少しづつ戻していたので、かなりスッキリしていたのだが、SETAPPに参加しているアプリを試すのが面白すぎて、またアプリが増えてきてしまっているのが問題だが、それでも良いアプリがいくつもあるので、魅力的なサービスだ。