9月30日は「国際ポッドキャストデー」!世界中のポッドキャスターやリスナーがこの日を祝い、ポッドキャストの未来や可能性について語り合う日です。
日本では、日本ポッドキャスト協会によって、9月27日、28日の2日間で、59番組によるリレー配信企画が行われ、30日にはXのスペースで配信が行われました。(→日本ポッドキャスト協会)
今回は世界での「国際ポッドキャストデー」に関連するニュースや業界の最新動向をお知らせします。
▶ RSSフィードの重要性が再注目
ポッドキャスト配信の要であるRSSフィード。最近では、その仕組みや自由度について解説する記事やイベントが増えています。イタリアなど海外でもPodcastingフェスティバルが開催されており、RSSの活用法やメリットを学び直す動きが活発です。
▶ 有名俳優がAdvice系ポッドキャストに挑戦
英国の俳優ビル・ナイが10月9日から新しいAdvice系ポッドキャスト「ill-advised」を開始予定。Instagramでリスナーからの悩み相談を募るなど、新しいリスナー参加型の試みも注目です。
▶ IAB Podcast Upfront開催 & 業界広告動向
ニューヨークではIAB Podcast Upfrontが開催されました。広告業界誌AdWeekが特集記事を組むなど、広告主の期待も高まっています。Buzzsproutによる「ポッドキャスト名自動生成ツール」や、RØDE(ロード)による2025年クリエイター賞の告知など、制作現場を支える新たなツールやアワードも注目です。
▶ 米国大手プラットフォームによる業界動向と裁判和解
YouTubeやMeta、X(旧Twitter)など大手プラットフォームが、過去のアカウント停止に関する訴訟で和解したニュースが業界に波紋を広げました。
▶ セキュリティ&アワードの話題、インディーポッドキャストの健闘
データ管理ではSOC2 Type II認証といったセキュリティ規格取得も話題に。カナダのインディーポッドキャストが大手とアワード受賞を争うなど、独立系クリエイターの活躍も目立ちます。
▶ 動画広告の新トレンドとイベント・求人情報
10秒以下の短い動画広告がより効果を発揮するという新しい調査結果も発表されました。さらに、直近のポッドキャスト関連イベントや、業界内での求人情報も充実しています。
まとめ:ポッドキャストの未来とコミュニティの広がり
国際ポッドキャストデーをきっかけに、配信方法や業界の最新動向を振り返るとともに、これからも多様なコンテンツと熱心なコミュニティによって、音声の世界はさらに広がっていくことでしょう。