2016年12月16日に発売した「 今すぐ使えるかんたんEx iPhone プロ技BESTセレクション(技術評論社) 」の中から、iPhoneの使い方のTipsを紹介する。
「おやすみモード」をオンにすると、iPhoneの画面をロックしているときに着信や通知が来なくなる。
個別のアプリの通知の設定は、Section 015〜017 などで紹介されているが、普段は通知を見たいけど、今は集中したいので一時的にオフにしたい、というときも設定アプリからオフにするのは面倒。 そんなときはiPhoneを「おやすみモード」にするといい。
着信や通知に睡眠を妨げられないように
本来の「おやすみモード」は、就寝中などに着信や通知があっても音などがならないようにして、就寝の妨げにならないようにするもの。なので、通知などがオフになるのは、iPhoneがロック画面のとき。操作中などは通知が来ることになる。
なお、「設定→おやすみモード」で「着信を許可」に、よく使う項目が設定してある場合、連絡先アプリでよく使う項目に設定している人からの着信はなるようになっている。
「繰り返しの着信」がオンになっていると、3分以内に2度目の着信があった場合は鳴るようになっている。
Section 018にあるように、おやすみモードは手動で有効にすることもできるが、指定した時間になったら自動的におやすみモードのオンとオフを切り替えることもできる。
常に知らせない、という方法もある
このおやすみモード、仕事に集中したいときにも便利だ。一旦、着信や通知などを気にせずに仕事をしたい場合などにオンにすると良い。
仕事だけじゃない。ゲームをしているときの通知。これも邪魔なときがある。
とはいえ、通常は、おやすみモードが有効になるのはロック画面のときのみ。操作していると通知はやってくる。
そんなときは、やはり「設定→おやすみモード」から、一番下の設定を「iPhoneのロック中のみ知らせない」から「常に知らせない」にしてしまうと良い。こうすると、iPhoneを操作中にも着信や通知が表示されなくなる。
このおやすみモード、設定アプリからオンにしなくても、下からスワイプして出て来るコントロールセンターで、三日月マークのアイコンをタップしてオン/オフを切り替えることができる。Section 008での画面の回転禁止の隣のアイコンだ。
電車に乗ってるときなど、いま電話出れないな、というときもコントロールセンターからさっとオンにすることも可能である。
もちろん、通知などは来ないけど、自分でメッセンジャーを開いたり、メールを開いたらチェックできるので、基本オンになっててもあまり差し支えない。ただ、たまに電話に全く気づかないことがあるくらいだ。
結構多用しているので、電話が通じないときは、おやすみモードにしているなと思っていただいて、メッセージなりもらえれば折り返します。
秋葉 けんた 井上 真花 佐藤 新一 松村 武宏 村瀬 浩司
技術評論社