8月3日(土)に、都内で行われた「[MTDDC2013](http://www.movabletype.jp/blog/mtddc2013.html)」に参加してきた。
日帰りだったのだが、懇親会と二次会を少しだけ参加し、最終の新幹線で名古屋に帰ることに。
主な内容は、10月にリリースされる Movable Type 6 のコンセプトや新機能など。後日、公式のサイトでレポートがスライドとともに報告されると思うので、ここでは、非常に個人的なレポートを記します。ちょっと長いです。
### MTDDC2013に参加した理由
MTDDCとは、Movable Type Developers & Designers Conference の略。つまり、開発者とデザイナー向けのカンファレンス。私は自分でも少し構築するとはいえ、プロデューサーやディレクターとしての関わりなので、これまで積極的に参加を考えたりはしていなかったのだが、切っ掛けとしては「Lightning Talkに出てみませんか」と誘われたこと。
Lightning Talkとは、5分間という短い時間に開発者がプレゼンをするものという印象だったので、「開発者じゃないんで...」と言ってみたものの「そのような人に参加して欲しい」などというよく分からない誘い文句に、5分間のためだけに上京するのか?などとの葛藤の末。次のようなことも気になっていたので行くことに。
1. MT6の新機能。特にAPIで何が出来るのか。
2. ライセンス形態が変わった真意を知りたい。
3. 全国のコミュニティの方たちに会ってみたい。
もちろん、5分間喋ることも忘れずに。
なんでも抽選だったらしく、どこかで落としてくれても良かったのになどと思いながらだったのですが。
### まずはランチで顔合わせ
じつは、この日に先立って、Facebookのグループ「MTOSユーザー会」に入れてもらっていた。
この中で、全国のMTコミュニティの方やユーザーの方が、無くなってしまうと発表されていた「MTOS(Movable Typeのオープンソース版)」について、無くなると業務に支障がきたさないか、MTを使う開発者が減っていくんじゃないか、などという心配や懸念、不満を話しながらも、コミュニティの連携を強めていこうという前向きな意見も出てくるようになり、面白い雰囲気になっていた。
ここでやりとりをしている方々が、MTDDCに見えるということで、実際にお会いしてみたいという想いがあった。前夜祭もあったようだが残念ながら当日入りのため、ランチの場に顔を出す。
今年1月に福岡で行われた「[MTDDC Meetup KYUSHU 2013](http://mtddc2013.mt-kyushu.net/)」や10月に札幌で行われる「[MTDDC Meetup HOKKAIDO](http://mtddc2013.mt-ezo.net/)」の実行委員の方が見えたりした。
MTDDC Meetupというのは、MTDDCの地方版でSix Apartさんの協力の下に現地のパートナー企業等が開催するもの。じつは、名古屋での実施も相談されていたので、そういう意味でもお会いできて良かったのだが、これが後ほど大きなプレッシャーになって伸し掛る布石とも言える。
しかし、これから長丁場のカンファレンスだというのにアルコールも入るという。話題は、やはりFacebookグループで話されていたライセンスの変更やMTOSが無くなるということについてのこと。前夜祭にはSix Apartからも参加頂いたようなので、そこでのやりとりの話など。もちろん、なにか結論があるわけないが、いろいろお話しし、頭が暖まったところで近くの会場へ向かうことに。
なお、今までずっと「MTOS」は「エム・ティー・オーエス」と読んでいたのだが、「エムトス」という言い方があるということを知って軽く衝撃を受けていた。MT使は「MTer」で、「エムター」なんだそうな。
Lightning Talkで「エムター」と知ってる顔で言ってやろうと思ってたんだが、時間が足りなくなってそこまで辿り着かなくなったけど、微妙に発音のイントネーションに迷っていたので、少しホッとしている。ちなみに、イントネーションの正解はいまだに知らない。
さて、会場はMicrosoft。普段、Apple Storeをホームにしているだけに、アウェイ感が満載だ。開発者じゃないのにLightning Talkだし、何やってるんだろうという思いがよぎったりもしていた。
つづく
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うぃぞらぼ: MTDDC 2013 に行ってきた(その1)
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うぃぞらぼ: MTDDC 2013 に行ってきた(その2)
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うぃぞらぼ: MTDDC 2013 に行ってきた(その3)
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うぃぞらぼ: MTDDC 2013 に行ってきた(その4)