少しだけ読んだことはあったのだが、ゴールデンウィーク中に書籍「インバウンド・マーケティング」をちゃんと読んだ。読み終わり、「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ 」を読み始めている。
このところ、企画書を書くために調べ直していたインバウンド・マーケティングについて、企画書は書き終わっているのだが改めて調べて、理解を深めているところだ。
内容的には読みにくいものではない。すんなり読める書籍だろう。自分自身は、実感としてもあるので、この「インバウンド」という考え方は理解しやすいのだが、どうなのだろう。一般的に分かりやすいものなのかは不明だ。
ただ、「コンテンツ」が重要だというのは分かっているのだが、やはりコンテンツを作るのは大変だ。時間がかかってしまうのは避けられないところか。
しかし、以前にちらっと読んで、読み違えていたところがあった。
検索エンジン対策について、検索エンジンの方針によって振り回されるところもあるので、検索エンジンに振り回されず、内部のコンテンツに集中したほうが良い、と捉えていた。それはそれで間違っていないのだが、検索エンジン対策は「必要以上に気にしない」と思っていた。しかし、よく読むと、気にしないのではなく、より検索エンジンを重視した結果、「検索エンジンを重要視して」コンテンツを充実させるほうが良い、ということのようだ。
つまり、検索エンジン対策というと、短期的に効果を上げようと思うとどうしてもSEOスパムとなるような方法になってしまうのだが、長期的にみるとマイナスになるので、検索エンジンの目的に合わせ、より検索エンジンが探したくなるようなサイトにするためにコンテンツを重視するということになる。
従って、検索エンジンを意識して、キーワードは散りばめたほうがよいし、被リンクは多いほうがよい。ただし、キーワードの散りばめ方は不自然であってはいけない。
と、ここまで書いて思ったが、本を読みながらもいろいろとサイトを見ているので情報がどこからか自分の中で錯綜している気もする。もう一度「インバウンド・マーケティング」を読み直そうかと思っていたりする。
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