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「Movable Typeの日」で感じたMTの利用者層

  • (2014.04.02更新)

8月27日にMovable Typeの勉強会「Movable Typeの日」を無事に開催した。13:00から18:00という長丁場だったが、会場のベースキャンプ名古屋の中の人も含めると10人ほどの参加。急遽の企画の割には集まっていただけて助かりました。

急遽の開催ではあったので、どちらかというとMovable Typeに興味がある人が集まった、というよりは個人的な知り合いに集まって頂いたという感じ。会場であるベースキャンプ名古屋さんでは早くから告知などもして頂いていたのですが、やはり「Movable Type」にこぞって集まるという状況ではなさそうです。

Movable Typeはどんなものか

今回は、8月3日に行われた「MTDDC Tokyo 2013」の報告会も兼ねようと考えていましたが、結果としてMTer(Movable Type使い)の人が参加者の3割と少数派。他のCMSを主に使っている人や、CMS自体使っていないという人のほうが多いという状態。

「MTDDC Tokyo 2013」での、10月にリリースされるMovable Type 6でどう変わるか、どんなことができるのか、という内容以前に「CMSとは」「Movable Typeは他のCMSとどこが違うのか」という話がメインになりました。

そんな状況ですので、思った以上に喋ってしまいました。喋り過ぎだと反省はしています。パソコンを持参の人も少なかったので、何か作るという雰囲気ではなかったこともあります。まあ、初回ですから顔合わせな部分も大きかったのかなと。

来年1月に名古屋でカンファレンスを開くためのスタッフも来て頂いたので、Movable Typeがどんなものかという概要や、CMSというツールの中での立ち位置なども少し紹介できたのは良かったのかなとも。

カンファレンスの報告会

カンファレンスの内容についての報告はサラッとしつつも、少ないMTerの話題のメインは、これから小規模案件をどうするかということ。これは自分自身もどうするかが急務なので、意見交換は貴重でした。

今回の参加者でMTerの人には、私も含めてプログラムを出来る人は居ないという状況。Movable Typeのタグ「MTML(HTMLを拡張しMovable Type独自のタグ)」=通称「MTタグ」を使ってテンプレートのカスタマイズをしたり、一部プログラムのカスタマイズはしても、プラグインを作ったりということはしない人ばかり。

そんななか、カンファレンスでメインだったData APIも、プログラムが分かる人には面白いんでしょうね、というやや一歩引いた感じの印象というのが共通認識。そのData APIがメインで語られていたので、ピンと来ない部分が大きかったかなと。

むしろ、小規模案件を扱う立場の人ばかりだったので、オープンソース版が無くなること、ユーザー制限版がなくなるということが関心としては大きく、もちろん、正規のライセンス料金を請求できるようには営業をするが、実際問題、ライセンスを払う気がない、払う余裕がないクライアントをどうするか。

しばらく、オープンソース版も併用や、実際WordPressなどを使い始めたりというのが現状のよう。タイミング良く、機能制限版を無料で提供し始めたa-blog CMSも通常ライセンスは5万円なので、Movable Typeのユーザー数制限版に近く、この辺りの価格帯も欲しいよね、という話もでた。

プログラマーからの魅力?

今回の参加者の中で、唯一のプログラマーは、CMSを使ったことがないという方。たしかに、自分で管理画面などを作ってしまうので、CMSツールなどを使う機会がなかったのかもしれない。

ただ、簡単にサイトを作る際にCMSを使ったほうが楽ならば、ということではあったが、最初にMovable Typeと他のCMSの違いなどを説明してみたが、プログラマーとするとMovable Typeの魅力があまりないとのこと。

プログラマー的には、静的にページを書き出すよりも動的に書き出したほうが面白いし、言語的にもPerlベースのMovable Typeよりは他のCMSのほうが使ってみたいという率直な意見も。

次のバージョンから、Data APIを使って他の言語でも使うことができるようにはなるが、そこまでして使うメリットを感じないということ。

この辺は、思うところはあるにはあるが、一般的にプログラマーから見たらそうなんだろうなという印象。

一体、Movable Typeは誰のものか

「MTDDC Tokyo 2013」は、デベロッパーとデザイナー向けのカンファレンスで、プログラムよりな話も多かったのは仕方ないが、やはりデザイナー向けの話は少なかった気はする。個人的な印象では、Movable Typeを支えてる人たちは、プログラマーやデザイナーというよりは私のようなディレクターという人のように感じているのだが、Movable Type 6などでの新機能なども、ディレクター向けには感じない。どうしてもプログラマー向けのところが目玉に見えてしまうが、そうなのだろうかと。

もちろん、長い目で見ればプラグインの開発者や関連製品の開発者にコミットしてもらわなければいけないが、プログラマーからは魅力的には見えないんじゃないかなと思って入る。PHPとかが使えれば、PHPベースのCMSのほうが早いし。

Movable Typeは、ディレクターがHTMLやCSSレベルの知識でもMTタグでプログラムを壊す心配がなくカスタマイズできて、プログラムっぽいこともMTタグで出来ちゃうことが魅力で、本格的な開発者というよりは、素人とプログラマーの中間層でもけっこういろいろ出来ちゃうところが良いところだと思う。

なので、この中間層。まったく、HTMLが分からないという人が、もう1歩踏み出してみるという層にはちょうどいい気がしてて、いきなりプログラム部分を触らなくてもいいのが安心なんじゃないかと感じている。

名古屋でカンファレンスをやるにしても、そう考えると開発者向けのイベントにしちゃいと人は集まらないだろうなという印象。やはり、ディレクターの人たちや、実際に出来たものを使っていくユーザーレベルで魅力的なコンテンツがないとダメなんだろうなという印象だ。

Movable Typeは開発者向けのものじゃなく、ノンプログラマー向けのものだろうし、その層が増えて、ユーザーが増えれば開発者も何か作ったらビジネスになるかなと思ってくれるだろうし、いきなり開発者を増やすよりもノンプログラマーの利用者を増やすほうが先なんだろうなと思う。

ディレクターから見たMovable Type 6の魅力

すると、ライセンス費が実質上がってしまう、「Movable Type 6」のディレクターから見た魅力とはなんだろうか。

  1. 再構築の高速化
    まず、分かりやすいところは再構築時間の短縮だろう。1.6倍速くなるということだ。静的ファイルを作る分かりやすさと安心感はあるが、この再構築の時間でイヤになる人も多いはず。そこの高速化は嬉しい。

  2. ウェブサイトでも更新
    これは、使った人しか分からないだろうが、MT5では最初に「ウェブサイト」を作成し、その下に「ブログ」を作って更新していく。「ウェブサイト」では更新できないが、「ウェブサイト」でも更新できるようになるので、簡単なサイトなら「ウェブサイト」を1個作るだけで対応できる。

そんなところか。

他にも「公開終了日指定機能」なんかも便利だが、cronで動かす必要はあるし、いまでもプラグインで出来る。ライセンス費は掛かるけど、オープンソースとは違ってサポートの安心感があるのも今まで通りだし、Google Analyticsのデータが管理画面で見れるようになるようだけど、それはあると便利くらいに思えるし。

どちらにしても、Movable Type 6が正式にリリースしないと見えてこない部分もあるので、その辺はまた使っていきながら発見したい。

なお、Movable Typeにはクラウド版があり、サーバー費も合わせて月々の請求で使うことができる。Movable Type 6には自動アップデートすることができ、ライセンス費も別で掛からないので、アップデートの際は楽だったりする。当方でも取り扱ってるので、興味があればご相談ください。

そういえば、クラウド版Movable Typeほど月々の経費が掛からないけどブログを作成できる「Lekumo ビジネスブログ」というものがあり、ここのブログもLekumo ビジネスブログを使っている。こちらも取り扱っているので、気になる方はご相談ください。

また、9月も「Movable Typeの日」を開催します。 10:00〜21:00というさらに長丁場ですが、比較的ゆるく自由な感じで、それぞれが知りたいことややってみたいことに取り組むという感じです。もちろん、私も居ますので、不明な点なども何でも聞いて頂ければと。よろしければ、一度ご参加ください。

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